好きな少女漫画ランキング

かなり前に読んだけれど今でも強烈に印象に残っているのが田村由美さんのＢＡＳＡＲＡです。いわゆる少女漫画とは一線を画した壮大なストーリーで、少々グロいシーン描写などもありますが、主人公の更紗や朱里やアゲハなどそれぞれに違った魅力を持つ登場人物の描写が素敵で、今までで一番引き込まれた少女漫画でした。

少女漫画カテゴリーで言えばフルーツバスケットです。結構前にアニメ化とかもされて知っている人も多くなった作品ですが、私は友人に勧められて読み始めました。イラストの好みとしてはあんまり好きな部類ではないのですが、ストーリーがほのぼのしているかと思ったら結構シリアスに描かれていくようになって高校当時では大好きな漫画の一つになりました。人間関係や、友人関係、特に肉親ですかね？家族というか、身内との関係性にいろいろと重点が置かれていて１０代の自分には共感するところや、自分の心境を代弁しているような描写もあってとても心に響きました。

今よくある逆ハーレムっぽい状況になるのが主人公ですが、友人関係にも一癖あり読みやすかったです。主人公とその周りのキャラクターとの恋愛なのか、その他の何かなのかとかいう感情の描写も結構はらはらしながら読めました。自分の押しキャラの「透君」、作中では女の子なのに「君」付けで呼ばれてるあたりが女性ファンにも受けたのかな？とか思ったりもしました。あとは夾君、今日子（漢字覚えてない）さん、この３人のつながりが大好きでしたね。透君の母親の今日子さんを取り巻く環境とか女性陣も男性陣も結構シビアな生活環境や人間関係で育っていくのがヒューマンドラマというか漫画だけど実際の現実環境にも訴えかけるようなものがあり大好きでした。シビアな環境の中でも、割とそこから抜け出したり解決するにあたってご都合主義なところもあったりしましたが、まあ全部が悪意に満ちていてもただの暗い漫画になるのでそこはほんわかとしていていいかなーと思いました。現実の人間関係もそういう風に接してもらえたらうれしいだろうなあと特に当時は考えました。結構前の作品なので記憶も朧ですけど、本当に面白い漫画でした。最後も若干切なくなるような描写の超ハッピーエンドでした。少女漫画で、登場人物（主役級）が爺さん、ばあさんになるまでを書いちゃう作品もそうないと思いますけどね。

主人公の透君は高校生でそのほかのキャラも１０代～２０台程度の設定なので割と幅広い層にも読みやすかったんじゃないかと思います。主人公の母親今日子さんの人生もかなり波乱万丈で、そこに救いの手を差し伸べた王子さま的な？男性キャラもあっけなく幸せ絶頂の時期に死んじゃうというかなりハードな人生で結構かっこいい女性キャラだなと思いました。透君の友人や、周りの十二支関係の人ともつながりがあったり結構重要なキャラとしてすごい存在感がありました。あとは十二支の呪いがかかって生まれてくると異性に抱き疲れたらその呪いがかかっている動物に化ける。という設定もファンタジー満載でした。やたらと身体能力が高いというのもヒーロー、ヒロインっぽい格闘もの。戦闘物を彷彿とさせて好きでした。夾君のライバル的な存在として登場した由紀君（漢字うろ覚え）の、主人公、透君に対する感情が最初は恋愛感情以外にありえないだろうなー、と思って読んでいたのでそのこ３人の関係には最終回までハラハラしていました。まさかの母親的な存在として見ていたという落ちには安心と意外性がありかなり驚きました。由紀君＆透君でくっついてほしいと思っていたファンはどんな気持ちだったんだろうなあと思いましたね。夾君＆透君で押していた自分ではうれしすぎる展開でしたが。

最終回ハッピーエンド展開になってからその後がアルバムのように描かれていたので、ぜひその後のストーリーとかも何かのスピンオフとか別タイトルとかで読んでみたかったのを覚えています。それぞれの十二支のキャラのその後どうなったのかも結構気になりました。

ふしぎ遊戯が大好きです。高校受験を控えた主人公の美朱が、図書館で四神天地書という古文書に吸い込まれ、本の中の鬼宿という少年と恋をする、壮大なラブストーリーです。国を救う為の使命を帯び、戦争に巻き込まれたり、親友と対立することになったり、様々な試練を乗り越えていく姿に、連載当時同じ中学生だったので、とても憧れていました。

花より男子

最初は勧められてなんとなくだったのですが、
つくしの媚びない感じ、損得を考えるでなく判断し
行動する姿に好感をもち、読み進めていくと、
F4との絡み、また、交流や、F4の心の変化が決め手となり、
外伝まで買って読みきった唯一の少女漫画です。

「有閑倶楽部」で有名な一条ゆかり先生が好きです。幼いころから漫画が大好きでいろいろな方の漫画を読んでいました。その中で、小学生だった私が衝撃を受け、絵を真似したいと思った先生なのです。とくに「有閑倶楽部」は内容が意外と勉強になるのです。お酒の種類、ブランドなど。現実の世界との接点があるので、田舎者の子供にとって魅力的でした。他の作品だと、「砂の城」が心に残ります。大人になって読み返すと、子供が理解できるはずがないと思ってしまいます。として一条ゆかり先生の、描く繊細で、そしてファッションセンスがある絵です。私はおしゃれの仕方もこの漫画から勉強したといっても過言ではありません。

吉田秋生『海街diary』。わたしの家の近くの鎌倉が舞台です。もちろんフィクションも混っていますが、極楽寺や長谷のあたりの風景が忠実に描かれ、そのなかで姉妹、親子の「人情」、若い男女の「愛情」が渦巻き、ヒロインの「すず」の孤独の悲しみが中心化されていきます。映画化もかなり原作に忠実になされていて、二重に楽しめます。

「俺物語!!」(原作・河原和音、作画・アルコ)です。

表紙からして少女漫画なの!?と思うようなゴリラ系男が描かれており、私の知っている少女漫画と違う…と思いながら読んだら、これがもうピュアすぎて、自分の高校生の頃にこんなキュンキュンできてたらよかったのになー。と羨ましくなってしまうくらい、しっかりと少女漫画でした。

表紙でゴリラかと思った主人公のたけおが不器用ながらも恋愛していく過程も、お菓子づくりが得意で純粋な彼女のりんこも、出てくるキャラがすべて愛すべき人々だったので、楽しく読めるし、なによりたけおが気は優しいわ力もちだわ友達思いだわ、もう新しいタイプの王子様なんじゃないの?という感じです。

全巻通して少しずつ仲が進展していくのも良くて、完結までキュンキュンしながらも、どこか母の気持ちで一気に読んでしまいました。大好きです。

吉田秋生さんのバナナフィッシュです。
少女漫画漫画とは思えないハードボイルドなストーリーで学生の時にハマりました。
ラストは特に秀逸で、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか人それぞれで感じ方が変わると思います。
〇〇漫画という枠を超えて一つの作品として楽しめます。

桜蘭高校ホスト部が一番好きです。高校時代に読んでいた事から「こんな高校生活も楽しいだろうな！」って思いつつも、超お金持ち高校には縁が無いことから憧れな様な感情も抱いていました。今でも環の親子関係や恋愛観のエピソードが好きですね…もちろん、終わり方も素敵だったのも良かったです！衣装が華やかでみんな個性的なのも素敵です！

君に届けが一番大好きです。好きな理由は映画化されるだけあってストーリーがとても面白くてキュンキュンするシーンもたくさんあってついつい何度も読み返してしまいます。両想いなのにすれ違ってしまったりと、とっても面白い少女漫画です。

「恋は雨上がりのように」です。絵のタッチが繊細でかわいらしく、登場人物がとても魅力的です。主人公の女子高生あきらが親子ほど年の離れた人に恋をするという話なので、片思いのちょっとしたことで一喜一憂してしまう初々しい感じはもちろん、年齢差ゆえのぎこちなさ、もどかしさも描かれていて、ときめくシーンがたくさんあります。おすすめです。

「砂時計」という少女漫画は、数年前にお昼の時間帯にドラマ化され、一時有名になりました。幼馴染としての男女4人の人間関係、特に恋模様が描かれており、微笑ましいものばかりではなく、少しナイーブな部分にも焦点が当たっており、とても共感できる漫画です。

私はエースをねらえが好きです。女性向けスポ根は他にもありますがテニスでこれ程までの青春像を描き切った漫画は初めてでしょう。仲間との恋愛、ライバルとの死闘、コーチの死、海外での挫折等とても素晴らしくキラキラ輝いていました。男性の私が読んでも可笑しくはない内容です。アニメでも秀逸でした。

吉田まゆみさんの「れもん白書」です。中学生時代に流行っていて、同級生の女の子と一緒に読んだ感想などを話題にしていました。ちょうど年代も近い設定だったこともあり、甘酸っぱい青春時代の恋の内容がハマった気がしています。オジサンが気持ち悪いことを言うなと指摘されそうですが、当時の淡く切ない思い出とともにあった漫画なので、今でも当時の単行本は持っています。

ベルばら世代ではないしあまり少女漫画を読む方ではなかったのですが、
この作品はフランス革命という歴史上に起こった出来事が背景にあることで「ベルサイユのばら」が好きになりました。。
オスカルやアンドレは存在しませんでしたが、マリー・アントワネットなど実在した人物も沢山出てきます。
フランス革命が起こるまでの経緯などを知ることができ面白かったです。

NANAが最も好きな少女漫画です。小松奈々と大崎ナナ、自分がなくて、好きなものはコロコロ変わり、自分が何になりたいのかわからない普通の女の子、奈々。それと正反対で好きなものはずっと変わらず、歌いたいという夢を追いかけ直向きに生きるナナ。奈々に自分を投影し共感して、ナナのかっこいい生き様に憧れて、この作品の中には、色んな女の子の要素が詰まっているから、好きです。

やっぱりさくらでしょ！！
さくらはアニメでも漫画でも可愛く、キャラがいい！内容もあんまり恋愛要素がなく、おすすめ！
とても分かりやすい！
やっぱりさくらは神アニメ！