どんでん返しが凄い映画ランキング

市川由衣主演の「サイレン」という邦画です。少し古い映画ですが、今でももう一度見たいと思えるほどの作品です。静養のためにとある島に移住してきた家族に次々と不可解な恐ろしい出来事が起きるというストーリーで、ラストシーンまで、なぜそんな不可解な恐怖体験が起きるのか謎のまま進んでいきます。しかし、最後のオチでそのすべての恐怖体験は、主人公が心を病んでいるから見えている幻想だということがわかります。いわゆる夢オチなのですが、構成や演出が見事なので、最後までストーリーにのめりこんでしまいました。シックスセンスなど、その後夢オチ作品は数多く創られましたが、その先駆けと言ってもいい作品だと思います。

ミストです。散々戦った主人公がラスト力尽き、大切な人達を自分の手で殺めた所でそれまでもうだめだと思っていた人たちが軍の手により救われたことを知る。この事実に衝撃を受けた主人公と同じくらい私にも衝撃が来ました。このラストはそうそうありません。それくらい上出来のどんでん返しです。

どんでん返しが凄かった映画といえばシックスセンスが面白かったです。精神科医の主人公が不思議な能力を持つ少年を見守る映画ですが、まさか主人公本人が既に死んでいた男だったとは最後に驚かされましたし主人公自身が「え！」って感じで面白かったです。

シャッターアイランド（2010）
監督：マーティン・スコセッシ
主演：レオナルド・ディカプリオ

「ミスティック・リバー」や「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のデニス・ルヘインの同名小説を映画化した作品。失踪事件を追うテディは相棒のチャックと共に、孤島の精神病院（シャッターアイランド）を訪れた。強制収容された患者たちを調べるなかで、テディは病院がマインドコントロール手術を行っているのではないか、との疑いを深めていく。といったストーリーです。

全編通して何が現実か、何が妄想か不安定になっていく映像と、ラストのどんでん返しが衝撃です。また、最後のオチも二つの意味のどちらにも取れるような見せ方になっており、観客によって「主人公は本当に覚えていないのか」もしくは「全てわかっていたからあえて、なのか」、意見が分かれています。

見た後、語り合いたくなる「おみやげを持って帰れる」一作です。

「シンデレラゲーム」という映画です。最後に1人残ったゲームの勝利者には、アイドルとして売り出してくれる権利が得られるというお話で、主人公が勝利する結果は見えていたのですが、最後のゲームの対戦相手が、いなくなっていたはずの主人公の実の姉というのは驚きました。この展開は予想できなかったです。

私が今まで観た映画の中で最もワクワクされられた｢どんでん返し｣が凄かった作品は｢ハンガーゲーム｣シリーズです。きっかけは、ある日適当にDVDでも借りようかなーと思いレンタルショップに行ったときの、パッと見です(笑)ヒロインが可愛かったからかも。シリーズ物なのでとりあえず１を観たのですがもう引き込まれてしまって、、パラレルワールドなのかな、ある国が12の地域に分けられて１年に１度12の地域から１人少年少女が選ばれる。そして選ばれた12人が１人になるまで殺し合いをする、という内容なのですが。まずテーマにも驚き、それに抗う少年少女の逞しさ、そして物語の展開の見せ方が凄いですね。私はもう、すぐに引き込まれてしまって。次の日には全巻借りてました(笑)１度観たら忘れられない作品です！！！

ハムナプトラという映画です。最後のシーンで悪役と主人公が地獄の底に突き落とされそうになるシーンがあって体格的にどう考えても悪役が勝つ雰囲気になっていたのに、そこに両方の恋人が現れて恋人との絆の深さが主人公の方が強くて、結果主人公が勝つのですが主人公とはいえまさかの結果にびっくりでした。

「キサラギ」です。すったもんだ色々騒いで揉めた挙げ句、結局アイドルは自殺ではなく事故死だったとみんなで結論付けて「面白かったな～」とすっかり話が終わった気分でエンディングの小栗旬たちのダンスを見終わったら、最後の最後に宍戸錠が出てきて「如月みきは殺された」と言い出して終わり、「えー⁉」とびっくりしました。結論が出てスッキリ終わったと思いきやのまさかのどんでん返しに本当にびっくりしました。

「パーマネント野ばら」、西原恵理子さん原作なので漫画もわらいをこみ上げながらよんでいましたが、映画も充分笑えるのに主人公のなおこの影ある行動、周りの女性人のキャラも強く、本来ならダラダラとしているような感じで途中で飽きがきそうかなと思っていましたが、そんなことありません。ゆっくりとお話しが進みますが、終盤に主人公の恋人の行動がおかしいことに気づき、ラストシーンではすべてなおこの想像でこの恋人はもう死んでしまっていたことがわかり、そうだったんだと思う反面、怖いなと思いました。

有名どころですがsawが1番やられたー！てなりました。最前列で様子を見てる殺人鬼ジクソウが遺体だと思っていた老人だったとは想像も出来なかったし、それが分かってからのスピード感に呆気に取られていたらあっと言う間に映画が終わり、余韻がいつまでも残りました